2016年2月8日月曜日

windows10にアップグレードするにあたってすべきこと[備忘録]

みなさんこんにちは、早氏です。

ずっと考えてはいたんです。

windows10にすべきでは、と。。。

そこで私のツイッターアカウントで、フォロワーの使用しているOSの割合を知るためアンケートを取ってみました。

私のフォロワーさんはほとんどがパソコンオタクさんなので、そのパソコンオタクさん達がwindows10を使っているなら私もwindows10にしても大丈夫でしょ!と思ったのです。

そのアンケートの結果

90票のうち、windows7が38%、windows10が32%と、わずか6%の差でした。

最近のwindows10はもうアップデートを重ねるうち、だいぶ安定してきているようで、パソコンオタクのみなさんも徐々に移行を進めて、このくらいの割合になってきているようです。

ということで、私もwindows10に移行することに決めたわけですが、この先は私がアップグレードする際に行ったことを書いていこうと思います。



手順としては

1.必要なデータをバックアップ
2.アップグレード対象となるOS(私の場合はwindows7pro)でwindows10へアップグレード
3.windows10のインストールディスクを作成
4.windows10をクリーンインストール

となりました。

なぜ一度アップグレードしてからクリーンインストールしたかというのは後ほど話します。

まず必要なデータのバックアップですが、私の場合、Cドライブが240GBのSSD、Dドライブが1TBのHDDのため、普段からSSDの容量を開けるためにドキュメントなどを全てDドライブのフォルダに設定しています。
方法はまず、エクスプローラーで、場所を変更したい項目を右クリックしてプロパティを開きます。
そして、上のタブで場所を選択します。
するとその項目として使用するフォルダーを指定できますので、任意のフォルダを指定して適用します。

これを私はドキュメントやピクチャやミュージックなど全てDドライブにしているので、それ以外のシステムドライブに入っているソフトウェアのみをクリーンインストール後に再インストールしています。

そして、ようやくwindows10をインストールするわけですが、まずはライセンスのことですね。

みなさんライセンスがどうなるのかは気になるかと思いますが、まずwindows7,8,8.1のライセンスが認証されているコンピュータには無償アップグレードが来ていると思います。

この無償アップグレードからアップグレードをすると、以前のOSのライセンスがそのままwindows10として利用できることになります。

ここまではみなさんもご存知かと思います

問題は「アップグレードじゃなくてクリーンインストールをしたい!」という時。

これももちろん可能です、が、少し面倒になります。

この場合はマイクロソフト公式こちらからISOのダウンロード及びインストールメディア作成用ツールが無料で配布されています。

しかしまだクリーンインストールはできません。

ここで重要なのが「一度アップデートさせる」ということです。

一度アップデートすることでマザーボードと紐付けでライセンスがマイクロソフトに登録されるので、アップデートした後にクリーンインストールをすれば、ライセンスキーを入力しなくても自動認証されます。

ということで、ここからは「一度アップデートした後のクリーンインストール時に注意すること」を書いていきます。


クリーンインストールではこのようにキーの入力画面がでますが、一度アップグレードした後なので、下の「プロダクトキーがありません」という項目で「次へ」に進んでください。インストールが完了するとマザーボードを識別してラインセンスが認証されます。

無事インストールが完了すると、最初の設定が始まります。
設定はそのまま進むと簡単設定になりますが、簡単設定だとすべてがオンの扱いになるので、設定のカスタマイズを開き全てオフにしましょう。

基本はこの項目のほとんどがマイクロソフトの都合の良いようにできています。


また、有効にすることでパフォーマンスを低下させるものが多いので全てをオフにすることを強くおすすめします。

これら全てを無効にしたら次はアカウント設定です。


ここでMicrosoftアカウントがある場合そのアカウントを使用することもできますが、その場合コンピュータに使用されるアカウントがMicrosoftアカウントになり、windows内のユーザーフォルダ名がMicrosoftアカウントの登録したメールアドレスから取られるため、それが嫌な場合は手順をスキップし、ローカルアカウント(これまでのwindows7と同じアカウント設定)を作成できます。私はそちらを推奨します。

ここまでで初期設定は終了です。

最初はとにかく設定からアップデートを適用しましょう。それでグラフィックドライバーなどが全て入ってきます。

ドライバーはマイクロソフトのドライバーでほとんどの場合動作しますが、不安な場合は自分の使用しているPCのマザーボードのドライバーダウンロードページでwindows10用ドライバのアップデートなどが出ているか確認したり、自分の使用しているPCがwindows10で動作している例を調べるか、メーカーに問い合わせたりしたほうが良いでしょう。
更新プログラムのインストールですが、その前に注意すべきポイントです。
デフォルトでは更新プログラムのダウンロード方法がP2P方式になっており、DLすると同時にUPもしているため、回線に負荷がかかります。P2Pの方が理論的には早いですが、従来の方法とは異なるので問題が起きる可能性もあり、よくありません。そのためオフにすることをおすすめします。

更新プログラムがインストールされたらドライバが不足していないかデバイスマネージャーで確認しましょう、足りないドライバがある場合は自分で用意する必要があります。

次にcortanaですが、これは全く役に立たないので使う予定のない方はオフにしましょう、メモリなども消費するため使用しないのなら無駄でしかありません。

引用>Cortana をオフにするには、[Cortana]、[ノートブック]、[設定] の順に移動して、[Cortana] の設定をオフにします。デバイスで Cortana をオフにすると、デバイスの使用中に Cortana から候補、リマインダー、アラート、アイデアが通知されることはなくなります。

これでオフにすることが可能です。

cortanaをオフにしてもタスクマネージャーではcortanaが残っているように見えますが、これはcortanaに関連するプロセスが動作しているだけらしいのでcortana自体は動作していないらしいです。問題はありません。

最後に、PCにSSDを搭載している方のみの注意点です。

windows10ではwindowsserchというサービスが動作していますが、SSDの場合このサービスが無くても十分に高速なため、このサービスが動作するせいで、一定のディスクアクセスが発生するためSSDの寿命を縮めてしまいます。

そのため「ファイル名を指定して実行」から「services.msc」と入力しサービスを開きます。

そしてwindowsserchを見つけて無効にしましょう。

最後の最後にですが、他にディスクアクセスを消費して動作が不安定になることがあるとすればディスクのデフラグです、これはスケジュールされた時間で自動デフラグされるので設定を変更することで回避できるかと思います(簡単な作業なので説明は省略します)。


自分がwindows10を入れてから行った設定などはこのくらいです。

参考になりましたでしょうか。新しい環境というのは不安がいっぱいですし、現に私がよくわからないことになったりしてwindows10をすでに5回ほどクリーンインストールし直していたりします。

一番安定動作をするインストール手順かと思いますので、これからwindows10にしたいけどよくわからないことが多いし問題に対応するのが面倒、という方々がいましたら、役に立てると幸いです。

以上、「windows10にアップグレードするにあたってすべきこと」というテーマで書かせて頂きました。ここまで読んで頂きありがとうございました。それでは、また。